ミューテーションの繁殖用メス個体

こちらがウーパールーパーミューテーションのメスになります。先日ブログに掲載したオスと同じぐらいのサイズです。こちらミューテーション×ミューテーションで掛け合わせたらどのようになるのか、楽しみもあります・・・。

ミューテーション×ミューテーションで、変わったウーパールーパーが生まれてくる確率は私の経験上ゼロです。1度たりともミューテーションからミューテーションが生まれてきたことはありません。たぶん私以外も同じ結果ではないかいと思います。私も多くの方と同じようにミューテーション×ミューテーションの掛け合わせでミューテーションが少しは出てくると期待していました。1回目ダメで、2回目ダメでとどんどん繰り返しているうちに期待感は薄れ、あきらめモードに変わりました。しかし、ミューテーション×ミューテーションから生まれた個体同士で掛け合わせると少しミューテーションが出てきます。隔世遺伝というようです。しかし、大量に生まれてくる幼生を成体にして、それをすべて掛け合わせて出てくる個体はさらに大量です。試す価値があるのか正直疑問のレベルです。私を含め全国的にもミューテーションの固定化を諦めたブリーダーがほとんどです。何年も続けている大型ブリーダーさんに最近会いましたが、固定化には至っていないと言っていました。ミューテーションの有名な方で、繁殖用のミューテーションだけでも100匹はいたと思います。選別された個体ばかりで、どの個体も立派で、きれいな柄をしていました。しかし、だいぶミューテーション出現確率は上がったそうです。

ショートは累代を重ねれば何となく固定化できそうな気がします。ミューテーション×ミューテーションの掛け合わせを諦めて、ショート×ショートの掛け合わせに移行したブリーダーさんもいます。まだ初めて2年ぐらいなので詳細は不明ですが、今後の報告を楽しみに待っています。当方はスペースの関係で、そのような固定化は目指していません。数匹に神経や時間を費やすよりも、多くの個体に時間を費やしたいです。

水生昆虫のタガメも飼育しています

ウーパールーパー以外にも水生昆虫のタガメも飼育しています。当方、タガメにはとても詳しいと自負しています。

タガメ成体は、3月の暖かい日に冬眠開けします。この時に豊富な餌がないと、共食いしてすぐに数が減ってしまいます。メスよりもオスの方が小さいため、すぐにオスが犠牲になります。更にオスの生命力もメスよりも弱いため短命です。この3月にオスの数を減らしてしまうと繁殖には致命的になります。

3月から6月初めごろまで餌をたくさん食べます。1日1匹以上の小魚が必要です。メダカサイズでしたら1日5匹が必要です。餌をたくさん与えて栄養を十分に蓄えると繁殖が可能になります。個体により複数回可能です。6月中旬ごろから8月初旬ごろまでの2ヶ月間が産卵シーズンとなります。1匹のオスで複数のメスと交尾が可能です。オスは水面をたたきメスを呼び寄せ、水面から高さ15cmぐらいのところで交尾し、メスが産卵します。産卵した後はオスが卵を守りますが、何しろ力が弱いので、他のメスがこの卵を破壊し、このオスと交尾をしようとします。そのため、複数飼育で産卵しましたら、その飼育容器から卵を取り除き、他の容器で管理します。そのままにしておきますと、必ず他のメスが破壊します。他の容器に移した卵は霧吹きで2週間ほど管理してください。ふ化します。オスはまた別のメスと交尾し、メスが産卵します。1匹のメスで通常2,3回産卵、今までの最高は6回の産卵です。8月に入ると毎年オス死んでしまうため、全国的にオスが不足します。手に入らず大きなお腹のメスだけが全国的に残っている状況です。

卵は2週間ほどでふ化し、そこから35日の超スピードで羽化します。成虫になるのがとても早いです。余談ですが外国産カブトムシの2年とは雲泥の差です。成長スピードが速い分、エサも大量に必要になります。幼虫1匹に対して魚1匹です。毎日80~120匹の魚を用意しなければなりません。代用はいろいろ試しましたが、ダメでした。

興味がありましたら試してください。

ウーパールーパーミューテーション オス繁殖用個体

上の画像はウーパールーパーミューテーション オス繁殖用個体です。大きなオスでミューテーション、色のきれいな個体です。個体はもちろん健康で元気です。

このミューテーション個体は色はふ化する個体に遺伝はしません。

「ウーパールーパー暑さ対策」

ウーパールーパーは、現在日本で繁殖した個体は徐々に高水温への耐性ができてきましたが、それでもげ27度未満です。それ以上は危険な水温になり、弱ったり、皮膚が破れたり、死んでしまったりします。以前に高水温対策で、クリップ扇風機の使用をご案内しましたが、今度は他の対策を記載したいと思います。

その2.水槽用クーラー

水槽用クーラーは、単独では使用できず、その装置に水を通す水中ポンプも同時使用で必要になります。水槽用クーラーは、高額で、設置に場所も取りますが、確実に水温がすぐに低下します。しかし、ウーパールーパーは、静かな湖に生息してきたことで水流にストレスを感じる個体が多く、水温ではなく、水流で体調を崩すことがありますので、よい装置ではないような気がします。もしも、水流の起きない水槽用クーラーがあればそれが良いと思います。

その3.ペットボトルの氷

ペットボトル500mlの氷を1,2本使用し、飼育容器内の水温を下げる方法です。この方法を実行している飼育者さんは私が思っているよりも多かったです。朝出勤前にペットボトル500mlの氷を1、2本入れます。帰宅するとペットボトルを取り出し、再冷凍します。帰宅後はエアコンのクーラーを使用するので、部屋内の気温が下がり、同時に水槽内の水温が下がります。朝またペットボトルを水槽に入れます。この繰り返しを熱い間行います。

その4.冷蔵庫の野菜室で飼育

冷蔵庫の野菜室は、6度とウーパールーパーには低温ですが、大丈夫な温度です。27度からいきなり6度では環境が変わりすぎて個体に負担がかかりますので、数日かけて慣らす必要があります。冗談のようですが、実際に行っているコアの飼育者さんもいます。

その5.エアコンつけっぱなし

他の生体も飼育している関係で、エアコンつけっぱなしの飼育者さんもいます。お財布と相談です。

黄色いリューシー掲載しましたらアクセスがすごい

ウーパールーパーの黄色いリューシーのアクセス数が多く、すでに2000件近くあります。大変珍しい個体です。交尾、繁殖して、この個体の黄色が孵化する個体に遺伝して数をふやせたらすごいことです。ウーパールーパーの新たに色が加わります。

以前にも書きましたが(画像はありません)本当は、真っ白なリューシーも存在します。それは私も見たことが無いです。アメリカの研究所関係、その研究所からワシントン条約の許可を得て輸入したことが真っ白なリューシーです(一般人では輸入の許可ができません)。日本に一般的にいるリューシーは白と言われても実際はピンク色をしています。これ以外に同じように研究所間で取引されているクリア色も存在するようです。クリアは色よりは、内臓まで見える透明なウーパールーパーです。こちらの2つのウーパールーパーはミューテーションではなく、固定のものです。

私が知らないだけで他にもウーパールーパーの色、種類は存在するかもしれません。

今日のニュース

「おどるポンポコリン、市庁舎エレベーターBGMに 静岡 」
静岡市は人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の原作者で8月に死去した同市清水区出身のさくらももこさんを追悼するため、市庁舎のエレベーター内のBGMとして同番組のテーマ曲「おどるポンポコリン」など4曲の放送を始めた。

「ちびまる子ちゃん、視聴率14.3% 今年最高を記録」
漫画家のさくらももこさんの死去が公表されてから最初となる2日放送のアニメ「ちびまる子ちゃん」の視聴率が関東地区で14.3%、関西地区で11.9%、北部九州地区で13.6%、名古屋地区で14.8%だったことが、ビデオリサーチの調べで分かった。

さくらももこさんが亡くなりました。「ちびまる子ちゃん」はさくらももこさんがの小学校時代の体験談の入ったアニメなので、地元の私はとても親近感があります。アニメは作者の出身地で盛り上がっていると思います。静岡では「ちびまる子ちゃん」、新潟駅では「犬夜叉」の看板を多数みることができます。鳥取砂丘コナン空港も有名です。同じく鳥取県で米子市も「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげる氏の出身地で「妖怪の町」として名高い境港です。水木しげるロードもとても有名です。

黄色いリューシー

ウーパールーパーには、基本色のリューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブル、ブラックの5種類がいます。黄色いリューシーは、ウーパールーパーのミューテーションとは、違いますが、人気のある個体です。黄色いリューシーが生まれるのは、たぶん、ゴールデンの濃い個体、イエローとリューシーを掛け合わせて色が黄色っぽいリューシーが生まれるのだと思います。色幅も多いため、これらのリューシーを掛け合わせて濃くしていくと面白いかもしれません。今現在は当方には黄色いリューシーはいないため、今度出てきたら固定化を目指して、挑戦してみようと思います。
基本色のリューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブル、ブラックの5種類の飼育では物足りないと思った方は、リューシー×ゴールデンを掛け合わせて、挑戦してみるのも良い方法かと思います。
ウーパールーパーのゴールデン 黒目は特に数が少なく、当方でも2,3匹しか見たことがありません。

ウーパールーパーの黄色いリューシー(再掲載)

画像でご確認ください。画像の黄色い個体です。

これがウーパールーパーの黄色いリューシーです、うわさではなく実在します。

お腹の方がもっと黄色が濃いです。

超特大30cm前後、今年、繁殖には使用していないと思いますので、かなり元気です。

初めて見る方ばかりだと思います、画像は、Twitter、ブログなどで二次使用していただいて構いません。ご自由にどうぞ。

(画像の著作権は放棄しません)

容器は白い容器に入れています。溶液などで色を付けたわけでも、変色したわけでもなく、生まれた時からこの色でずっと育ちました。貴重な個体なので、丁寧に餌を多く与えて育てました(単独飼育ではなく、多頭飼育)。そのかいあってかメスで超特大の30cm前後へと成長をしました。

今日のニュース

「安室さんのライブDVD・BD、発売2日で100万枚超」

8月29日に発売された安室奈美恵さんのDVDとブルーレイ「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」の売上枚数が30日付で109万枚となり、音楽映像作品で初めて100万枚を超えたと、オリコンが31日発表しました。

私も安室奈美恵さんのファンで、このDVDを予約して購入しました。安室奈美恵さんと私は同じ年で、コンサートには今までに2回行きました。1回目は婚約発表して初めてのコンサート(1998年ごろだったと思います)、そのコンサートは中国の北京での公演でした。たまたまチケットを手配していたので友人たちと一緒にそのコンサートに行きました。安室奈美恵さんが出演しました、SAMの終焉も期待しましたが出演しませんでした。

2回目は高崎市のコンサートで抽選に当選したので見に行きました。初めて群馬県に車で行きましたが、静岡県から3時間半ほどで到着したので、思ったより近かったです。コンサートの座席はステージよりも思ったよりも遠かったです。

安室さんは16日で引退すると発表しています。最後まで応援したいです。ずっと長い間、歌手で母親で大変だったと思います。私も寂しい気持ちもありますが、ご本人の意思を尊重したいです。