ウーパールーパー2~5cm以下のエサ

画像(中央)はウーパールーパーマーブル、サイズは4.5cmぐらいになるます。この頃の餌は先日も書きましたが冷凍赤虫をお勧めします。このサイズで固形餌を与えている飼育者さんもいますが、エサにより固形餌では消化がまだできないのか消化不良を起こす場合があります。画面上は1.5cmのウーパールーパーマーブルになります。冷凍赤虫と比べると捕食できないサイズだと感じます。ウーパールーパーは2cmぐらいまでは、ブラインシュリンプを与えてください。2~3cm前後はブラインシュリンプ+冷凍赤虫(刻んだ)、3~5cmは冷凍赤虫のみをお勧めしています。

冷凍赤虫を刻む方法

冷凍赤虫を2~3cm前後に与えるときには、カッターやハサミで刻んで与えます。解凍してからでは刻めませんので、冷凍庫から出した後、すぐにカッターやハサミで刻みます。刻むよりも削る感覚で氷を削る方法が早いです。このように小さくしないと食べれません。長いまま与えますと長すぎて食べきれずに口に詰まります。サイズ3cmを越えれば、普通の冷凍赤虫はそのまま与えても大丈夫です。

2~3cm前後でブラインシュリンプのみ

サイズ3cmを越えるまでブラインシュリンプの飼育者さんもいますが、毎日ブラインシュリンプでは、手間がかかり、経済的にもよくありません。何よりウーパールーパーの成長が遅いです。餌の量が足りないのか、捕食量が少ないのか、エサがブラインシュリンプのみでは3cmを超えるまでに日数が5~7日程多くかかりました。(水温による)

リューシーが5cm前後と大きくなりました

ウーパールーパーリューシーが5cmをそろそろ越えそうです。3cmからの成長は早いです。この頃になるとエサは冷凍赤虫になります。冷凍赤虫は85%以上が水分の為、飼育者さんが思っているよりも多く食べます。栄養があまりないように私は感じますが、この冷凍赤虫を食べると、どのサイズも成長が早くなります。水温にもよりますが、ウーパールーパーは3cmからの成長がとても早く1日で1~2mmほど大きくなります。5日で3cm→4cm近くになり、さらに5日で5cmぐらいになります。私が今までに見たブログ?記録?サイト?の中で一番成長が早かったのがふ化かから1ヶ月で7cm、2ヶ月で13cmとありました。こちらでのはふ化から1ヶ月で5.5cmが一番最大です。ウーパールーパーは12cmと15cmのサイズに壁があるような気がします。12cm、15cmで成長に個体差が多く出てくるように感じます。オスとメスの違いなのかもしれませんが???毎年気になっている事柄の1つです。

冷凍赤虫の種類

いろいろな冷凍赤虫が販売されています。ほとんどが中国産で冷凍赤虫に薬品や重金属が入っていないか心配なさっている飼育者さんもいますが、たぶん大丈夫だと思います。こちらでは、ほぼすべての種類の冷凍赤虫を大量に使用してきましたが、ウーパールーパーでは何も問題が起きていません。(イモリでは背が複数曲がってしまった時もありました)

冷凍赤虫は、価格帯がありますが安価なものでよいと思います。太いものと細いものがありますので、細いものを選択します。安価の冷凍赤虫では時々、太いものが多く含まれている場合がありますので、ご注意ください。同じパッケージでも結構大きさに幅があります。固形餌は冷凍赤虫と併用して徐々に慣らせて8cmぐらいから固定させれば経済的だと思います。

冷凍の観賞魚用の餌について

種類も多くウーパールーパーの餌に使用できるものもあるので調べてみました。

<冷凍エサ>

川エビ、ハツ 、赤虫、ワムシ、ブラインシュリンプ、ホワイトシュリンプ、ピンクマウス

どれもウーパールーパーの餌の餌に使用できそうですが、この中で購入したことがあるエサは、「川エビ」「ハツ」「ワムシ」「ブラインシュリンプ」の4点です。この他に馬肉のミンチ(冷凍)を与えたこともあります。ハツやミンチ肉は飼育容器が油で汚れ、きれいになるのに日数がかかりましたので、全くお勧めできません。ウーパールーパーは食べますが、肉類は消化ができないようで、ほぼそのまま排出されます。「川エビ」「ワムシ」「ブラインシュリンプ」は購入したことは各1度だけ、試しはしましたが、コストがかかるためやめました。川エビの他に釣り用の冷凍オキアミを試しましたが、これも水が汚れます。塩分濃度が高いので洗って与えました。よく食べましたが、水がだいぶ汚れることを考えると却下せざるを得ません。塩分がないオキアミを探しましたが見つかりませんでした。また今度時間があったら塩分がないオキアミ探してみたいと思います。塩分がなければそのまま与えることができ、安価なのでコストを下げることができるかもしれません。冷凍赤虫は年々値上がりしているため、コストがかなりかかるようになりました。

1月2日ウーパールーパー宅配便で発送

1月2日 現在

荷物の遅れは出ていません、天候も良いのか順調に届いています。交通渋滞も出ていないようです。

ウーパールーパーの発送を年中行っています。ご注文があれば、ご購入者の希望に合わせて発送しています。こちらには決まった休日はありません。日曜日はもちろん、ゴールデンウィーク、お盆休みや正月休みも発送しています。

発送ができないのは基本的に宅配会社からお断りの連絡が事前にあった場合です。例えば台風、大雪、大規模停電、地震です。台風、大雪では航空便が止まるだけでなく荷物が空港近くの営業所からつまりだし、各営業所に伝染します。空港近くの営業所が空かないとその営業所に向けても荷物が、動かない状態になります。1度遅れが出ましたら2~7日間は荷物に遅れが生じます。今までに1番遅れが出たのが6日後に到着した沖縄行きの荷物(クール便)です。幸いエサでしたので、大事には至りませんでした。ここ静岡県は、東京方面や逆の名古屋方面に高速道路が2本走っているため、荷物の遅れは少ない地域です。

ヤマト運輸 と ゆうパック

ヤマト運輸もしくは、ゆうパックで郵送しています。早く到着する方を優先しています。ヤマト運輸の方が早く届く地域、ゆうパックの方が早く届く地域がそれぞれあります。本州はヤマト運輸の方が比較的早く届きます。特に午前中や午後一番の到着希望時間帯のご指定があった場合はヤマト運輸です。九州の北部はヤマト運輸ですが、それ以外の九州地方はゆうパックの方が圧倒的に早いです。離島もゆうパックの方が早く到着します。北海道は同じくらいです。郵送している荷物が生き物の為、発送には特に気を使っています。基本的に午後に梱包し、夕方に営業所に持ち込みしています。ヤマト運輸、郵便局の職員さんも気を使って下さるのでありがたいです。

新年あけましておめでとうございます(2018)

新年あけましておねでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年の目標は?
「モチベーションアップ」 なんだか毎日同じ作業の繰り返しが多いためか、つまらないミスをしてしまうことがあります。ダラダラした自分から卒業して、毎朝決まった時間に起床、睡眠をとり、心身ともにモチベーションを高めたいです。
「食生活を整える」 乱れた食生活、特に塩分を取りすぎなので控えたいです。特にラーメン。
「運動をする」 健康診断で20歳台の骨密度の平均と比べて140~150%あります。医師や看護婦さんから「運動をしているのか」聞かれますが、何もしていません。手首、足首の太さは小学校並みの細さなのに、お腹周りはメタボの通知に達しています。運動を毎日でなくても続けたいです。
「貯金をする」 貯金のせいで強いストレスを感じることはあると思います。計画性も必要ですが、柔軟性を持って貯金できるようにしたいです。 食事は3食きちんと食べ、適度な運動をしつつ、今年の目標が達成できよう、充実した毎日を送りたいと思います。
ウーパールーパーの年中繁殖が目標です。夏場などは繁殖しずらいですが、まったくしないわけではありません。現に北海道や東北地方のブリーダーさんは繁殖に成功している方もいます。さらに驚くことに夏場だけでなく、秋にも繁殖に成功しています。環境を整えれば1年中繁殖が可能だと思います。主には水温が関係しています。こちらでは初夏~秋にかけて、特にオスの生殖器が小さくなります。腹部のまだ大きなメスがいたとしてもオスの生殖器が小さくて、たぶん、精包が生産されていないのだと思います。複数のオスを冬から春のかけてメスから隔離し、12度の低温でずっと飼育してみました。初夏になってもオスの生殖器はあまり小さくならなかったです。水温がもう少し低ければ生殖器の大きさは同じだったかもしれません。夏場を低温の12度前後に保つには設備が大変でした。特に水換えを頻繁にできないので、エサが少ないくなりがちでした。それも生殖器が少し小さくなった原因なのかもしれません。今度機会があったらメスも試してみたいですが、メスのほうが大変だと思います。餌の確保、設備の増強が必要です。
ウーパールーパーの年中繁殖、ミューテーションの固定化、上陸個体の原因究明は多くのブリーダーの目標でもあると思います。

2017年12月31日 13年間お世話になった某経済団体?を卒業させていただきました。多くの活動を通して、毎回多くの経験を積み、多くの友人たちから生きていく上でたくさんのことを学びました。小学校、中学校、高校、大学での経験よりも重要なことをその団体から学びました。この年になって仲の良い友人、知人ができるとは思ってもいませんでした。この団体から政治家が多く輩出される理由もなんとなくわかった気がします。今の私があるのもこの団体から学んだことが大きいと思います。13年と長い月日でしたが毎年違ったことの連続で13年間楽しめました。縦社会が少しきついため、理不尽なことも多く言われ(逆に自分も理不尽なことを言っていたのかもしれませんが)、それも非日常的の良い経験だと今では思います。今後は社会活動ではなく、家族を大事にしていきたいと思います。まずは2018年の目標を決め、1年後に振り返った時には、ここに記載していることの70%達成できるように努力します。

2017年今年最後の作業です

ウーパールーパーのふ化数が多いので、今年最後の日、31日も明日1月1日元日も休みはありません。エサを与えないと弱ったり、死んでしまったりするので、いつも気が抜けないです。自動化できることは自動化したいです。来年の1つの目標です。

エアコンは年中数台ずっとつけっぱなしです。冬は21~23度の暖房に設定して水温を一定に保ちます。夏も同様に21~23度の冷房に設定して水温を一定に保ちます。繁殖用の個体は季節を感じさせるために必要最低限の温度設定しかしません。1ヶ月の電気代は全部で2万5千円程度、たくさん使用している割には安価です。3万円を超える月はないと思います。逆に1万5千円程度の月は2,3ヶ月あります。停電だけが心配です。停電になるとすべてがストップするため、長時間の停電には耐えられません。以前に何かの拍子でブレーカーが落ちてしまったときには、セキュリティー会社から連絡がありましたので大事には至らなかったです。係の方には夜中にお手数をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちでおります。

水温を保つためにガスも使用しています。電気だけでは足りないです。1日水はかなりの量を使用します。ガス給湯器が3台、ガスボンベが6本設置してあります。ガス代は月に2万円もかからないです。こちらも思っているよりも安価で済んでいます。

今年の反省点はウーパールーパーのほとんどの個体が9月20日で売切れになってしまったことです。2018年はそのような売切れの日が出ないように数を確保したいと思います。また、休日がないため、家族のブーイングがすごいです。自動的にできるようなシステム、環境を整えたいと思います。冷凍赤虫の費用もかなり高額です。数が多いので多少はしかたがありませんが、これを安価な固形などに変えたいと思います。いろいろな餌でテストしてみたいです。

今年度もありがとうございました。皆さまよいお年を。

たくさんのウーパールーパーの幼生たち

時期になりましたのでウーパールーパーが徐々に多くなってきました。卵は毎日ふ化し、年末なのに休みはありません。生き物を飼育している方は皆さんそうなのかもしれません。

画像の個体は、リューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブルとブラックで、ウーパールーパー5色全部います。色分けして別々に飼育する必要はありません。アルビノやゴールデンは赤目、白目ですが、目が悪いわけではありません。餌が足りていれば共食いはなく、安全に飼育できます。もしも、飼育容器が複数になりウーパールーパーを色分けして飼育するのでしたら、ゴールデンとそれ以外の色と分けることをお勧めします。ゴールデンだけ活発なので噛みやすいことがあります。そのためゴールデンを飼育しない、増やさないブリーダーさんもいるぐらいです。ゴールデンが全国的に少ないのはこのような理由があるかもしれません。

ウーパールーパー3~5cm(画像の個体サイズ)は、エサは冷凍赤虫です。飼育にろ過機、エアーレーションは不要です。水が汚れてきましたら全換えします。飼育容器はこちらでは衣装ケース(700円前後)を使用しています。水槽より安価で、不要な時期は重ねて管理することができるのでかさばりません。水温は18度前後、このサイズでしたら21度までは安全に飼育できます。22度から危険な水温になります。血統によっては死んでしまう個体もいますし、耐性のある個体ももちろんいますが、見た目では判断ができないです。そのため水温は18度前後で飼育をしています。もう少しサイズが大きくなれば水温を上昇させても大丈夫です。他に注意点は水換えです。大食漢の為、餌が足りていないと共食いをします。共食いしないために餌を多く与えますが、当然に排泄物も多くなります。ろ過機を使用していると、水流でウーパールーパーが弱ってしまう、ストレスで体調を崩すことが多くありますので、使用はおすすめしていません。水換えは1日汲み置きした水をお勧めします。

2017年も残り3日となりました

2017年も残り3日となりました。世の中はクリスマスが終わり、仕事納め、学校も休みに入っていると思います。

ウーパールーパーの飼育作業は毎日やらなければなりません。数が多いので、手を抜いてしまうと死んでしまう個体が出てきます。特に小さい個体は毎日数時間おきに様子を確認しないと、取り返しのつかない事が起こることがあります。大きな成長した個体はエサを1,2週間与えなくてもあまり問題は起きませんが、小さい個体はそのようなわけにはいきません。特にこの時期はまだまだ小さい個体が多く手間がかかります。ブラインシュリンプを毎日ふ化させて採取するのも数が多いと大変です。

初めにブリードさせていただのはカラーザリガニでした。フロリダブルー、ホワイトザリガニとオレンジザリガニが主でした。ザリガニは飼育に手間がかかりませんでした。水換えは基本一切しません。飼育容器に水を張ったら移動させる以外に水を抜くことはありません。バクテリアの影響で水中の有害物質は、無害なものに変化し、また、水草も有害物質を吸収するのでろ過機がなくても水は生き物にとって良い環境を保てます。餌も毎日与える必要はなく、不足していたら、水草や落ち葉を食べていました。必要なのはエアーレーションぐらいでした。繁殖も容易で春、秋が来れば数が増えている状態でした。ウーパールーパーも簡単に考えていたのは私の認識が甘かったからです。水換え、エサやり、清掃に時間がかかります。毎日その時間に追われています、病気になることも、出かけることもできません。水換えは自動化を考えないといけません。遠隔式にしたり、タイマーにしたりしてみたいです。

ふ化が始まり全部ふ化する日数(例マーブル)

画像はウーパールーパーマーブルのふ化したばかりの幼生です。ウーパールーパーが卵からふ化し始めると全部ふ化するまでに3~6日かかります。特に水温が低いと全部ふ化するまでに日数がかかります。水温は22度であれば10日ほどでふ化します。水温が低いとふ化までの日数はかかります。一番適している水温はメスが産卵した時の水温です。早くふ化させるために急激に上昇させると卵が耐え切れずに死にます。卵割りが始まってから水温を1日2~3度ずつ上昇させるのは安全です。卵割り前は不安定なので、水温は上昇させてはいけません。産卵した水温で様子を観察するのが良いです。

ウーパールーパーのふ化日数にばらつきがあります。ここで問題なのがエサ(ブラインシュリンプ)が必要な幼生と、不要の幼生が共存していることです。ふ化して3,4日後からブラインシュリンプを与えなければ弱り、場合により餓死してしまいます。しかし、ふ化の遅い個体は、まだ卵のままの場合もあります。この状態でブラインシュリンプを与えると、卵を覆っている透明の膜に全部くっついてしまい、エサの必要な幼生は食べることができません。水も汚れ、ふ化する予定の卵も場合により死んでしまう時もあります。

手間がかかりますが、多くふ化すること、たくさん育てるためにはふ化した日ごとに幼生を取り分け、エサの必要な幼生にはエサを与え、全部ふ化してからすべて一緒の飼育容器に入れてあげる方法が良いと思います。育てているとサイズにばらつきも生じます。これが一番厄介です。早く成長した大きな個体は、小さな個体をかじるだけでなく、丸飲みすることがあります。数が毎日減っていることに気が付き飼育者もいると思います。卵がふ化し始めたときよりも手間がかかりますが、サイズごとに分けるしかありません。

数を育てるには手を抜かずに手間をかけることが必要です。

ウーパールーパーと冷凍赤虫(欠かせない餌)

ウーパールーパーの幼生が冷凍赤虫を食べるようになりました。この冷凍赤虫で育てることができれば安全なサイズです。ここからの成長も早くすぐに大きくなります。冷凍赤虫の約85%は水なので見た目よりも食べる量がとても多いです。冷凍赤虫は近頃はペットショップだけでなく、ホームセンターでも販売しています。冷凍庫に入っているため目立たず、まだ、お店によっては冷凍庫が台にされているときもあるので置いてあることを知っている飼育者さんも少ないです。担当の店員さんに聞いてみるのが一番早いです。種類も多いですが、安いもので十分です。1個100g250~350円が相場です。自宅での保管管理場所は冷凍庫なのでご家族の許可をとった方がよいです。

ブラインシュリンプからの切り替え

ブラインシュリンプは生きていて、細かく動いているのでウーパールーパーの小さな幼生はよく食べます。冷凍赤虫は動いていませんが、その血(体液)の匂いにひかれて食べるようになります。与えるサイズは約2cmからになり、この頃はまだブラインシュリンプも食べますので、併用して与えます。ブラインシュリンプが活発に動いているので、ウーパールーパーはそれを食べようとして冷凍赤虫も一緒に口に含みます。3cmになれば冷凍赤虫だけで育ち、ブラインシュリンプは不要です。

ブラインシュリンプ+冷凍赤虫の時にウーパールーパーの幼生がよく死んでしまうご相談を毎年何件も受けます。状況がひどいときには全滅するぐらいです。こちらでもそのような状態になる飼育容器が年間でいくつか(5つ程度)はでます。温度なのか、水質なのか、血統なのか、消化不良なのか詳しい原因は不明です。個体はお腹にガスが溜り、ひっくり返って死んでしまいます。治す方法はなく、突然この症状が多数の個体に出るので不思議です。当方は血統(もともと生まれた時からの何かの異常)ではないかと思っています。飼育容器は常時数十個あり、水質、温度、その他すべての飼育環境が同じなのに1つ(年間では5個程度)の容器だけ発生します。水質や温度管理などが悪いとは思えません。なかなかつらいです。

ウーパールーパーの高い再生能力(アルビノ編)

画像の個体は9cm前後のアルビノです。手足がきれいに治って元気になりました。

ウーパールーパーは再生能力が高いことで知られています。餌が不足するとお互いに噛みつくことがあります。大きければほとんどの場合問題ありませんが、小さいサイズの個体は、手足、尾やエラもとても柔らかくて細くので噛まれると欠ける可能性があります。欠けた場所は指先などの四肢の先であれば10日ほどで再生します。手、足ですと2~3週間、腕、足の付け根から欠けると1ヶ月半ほどかかります。(水温などの環境により違います)この欠けた時に与えるとよいのが冷凍赤虫です。固形餌ですと治りが少し遅いです。冷凍赤虫を1日2回1時間で食べきれる量を与えます(多めに与える)。https://www.dog7.net/

手や足の付け根から欠けるとまず骨の部分が少しずつ伸び(通常の長さの半分程度)、その骨に筋肉が付きます。そして、手や足の部分ができ、指が少しずつ生えます。この状態ではまだ、完全ではありません。正常な手足と比べると短く、半分~3分の2程度しかありません。指が少しずつ生えてきた後、手足が正常な長さまで伸びます。最終的には見分けがつかなくなります。

正常に再生しない場合もあります。

全く再生しない場合

骨が生えてこない、骨がなく筋肉だけ

骨が2本(手足が余分に生える)

指が多い

指が少ない

指の生える場所が違う

曲がっている

尾が伸びない

手足が短いまま などなど

※後日記載します。

ES細胞、ips細胞などの再生医療の研究はここ数年新聞やネットニュースでもよく見るようになりました。その影響なのか多数の研究所でウーパールーパーを使っていろいろな実験、経過観察が行われています。国内外にかかわらず多くの研究所にはウーパールーパーがいます。再生医療だけでなく、がん研究、DNAなどの研究対象にもなっています。少しずつ研究結果が公表されるはずです。